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「伊藤政則のRockCity」でのJon Bon Joviインタビューを掲載

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毎週金曜日、テレビ神奈川で放送されている「伊藤政則のRockCity」で
Jon Bon Joviのインタビューが放送されました。

Blue Roseさんのご好意で番組を放送していないエリアの方々の為に
レポートを頂きました!
Blue Roseさんに感謝感謝です!ありがとうございます!!

伊藤政則(いとうせいそく)さんについて

M:伊藤政則さん
J:Jon Bon Jovi

↓以下、Blue Roseさんからインタビューレポートです。

M: さてお待ちどうさまでした! ついにJON BON JOVIの最新インタビューを
   おとどけする日がやって参りました!
   先日ロスアンゼルスのとあるところでJON BON JOVIと会見してきました。
   残念ながらリッチー・サンボラ のお父さんが亡くなったということで会見には
   来られなかったんですけど他にもデヴィッドとティコとも話を聞いてきたので
   後日また紹介しましょうね!
   今日は長い長いインタビューのPartⅠ!
   何故今回のLost HighWay、ナッシュビルで半分レコーディングされて LAで半分
   レコーディングされたのか?
   勿論ね、「WHO SAYS YOU CAN’T GO HOME」のカントリーチャートでの1位
   という・・・あのカントリーバージョンの曲がね・・・
   ロックバンドとしては史上初めてだそうです。そういったことも影響している
   んだと思いますが・・・
   アルバムはね、ホントに素晴らしい!!  フリーフォーム! 
   まさにアーティストが自由奔放に今まで以上に創り上げた 素晴らしい
   アルバムです!
   JON BON JOVI がLost HighWayを語ります・・・

M: 今までのBON JOVIが作ってきたアルバムと今回のアルバム・・随分違うんですけ
   ど、こういうアルバム作ってみようと思ったきっかけはなんですか?ジョン?

J:  全ては前作で僕とリッチーが書いたWho Says You Can’t Go Homeが成功したこと
   に端を発している。
   この曲で僕らはロックバンドとしてカントリー・チャート史上初めて1位になり
   数週間1位に居座っていくつも可能性のドアを開いた。
   僕らとしてみればこれもまた一つのボン・ジョヴィ・ソングであって何も変わった
   ことをしたつもりはなかったけれど女性シンガーを呼んで何本かフィドルを入れ
   ることによって新しいオーディエンスを獲得し初めてボン・ジョヴィの音楽に接す
   る人たちもたくさん生まれた。
   それだったらもう少し同じようなことをやってみないか という話しになったんだ。
   特に難しいこともなかったし自然にできるし 僕らが更に成長するいいチャンスで
   もあるからね。 作り始めて気付いたよ。僕らは例えば誰かのためとかツアーの
   ためとか 何かの目的のために書いているんじゃなくて純粋に曲を書いているんだ
   ってことにどんなバンドだって20年以上のキャリアを積んだ後 トップランナー
   として持続して行くには何よりも成長を怠ってはならない。
   You Give Love A Bad Nameが大ヒットしたからってそれを2度も3度も書き続け
   るわけにはいかない。
   成長 変化 冒険 ・・・ 本物のアーティストであるためにはそれらのことが
   不可欠なんだ。
   実は僕が「カントリー・アルバムを作っている」と発言したことで多くの人に誤解
   を与えてしまった。実際はそういう作品じゃないのに。
   実際はこれは ナッシュビルに影響を受けたボン・ジョヴィのアルバムなんだ。

M: ナッシュビルからの影響というのは具体的にジョンはどういうところに影響を受けた
  と思いますか?

J: 僕はいわゆる ニュー・カントリーと呼ばれるものが好き。
   キース・アーバン シェリル・アン ケニー・チェズニーに代表されるもの
   だからといってそこから何かに影響されているかと訊かれればわからない。
   僕がその一部となって居心地のいいもの  としか言えないな。
   彼らはソングライターでストーリーテラーでそれは僕らも同じ。
   更に優れたシンガーでプレイヤーで僕らも優れたミュージシャン集団であると
   思いたい。 そこらへんが共通点かな。
   あと いつもとは違う楽器を使えたのも楽しかった。
   ぺタル・スティールやバイオリンを意識して曲を書いたわけじゃないけど
   それらを利用できたことはとてもよかった。あからさまに使いはしなかった
   けどね。とてもエキサイティングで新鮮だった。

M: ソングライティングのアプローチ
   あるいはジョンのソングライティングへの気持ちみたいなものは
   今まで作ってきた曲のアプローチと違いました?

J: いや 違わない いつものようにリッチーと二人でアコースティック・ギター
   を持って書いた。 何も変わらないよ。
   ただそこから生まれたものは違ってた。
  例えば(You Want To)Make A Memoryの場合 僕らは「Have A Nice Day」
  に続くものを書いたわけだけど 別に「ラジオが好んでくれてチケットが売れそうな
  アンセムを書かなきゃならない」と思ってたわけでも 前回みたいに選挙を意識して
  曲を書いたりとかそういうことが今回は何もなくて完全にフリーフォームだった。
  つまりこの曲のいいところは特に何か目的意識があって書いたのではなく純粋に書き
  たくて書いた曲だってことなんだ。

M: 今回のアルバムの歌詞について聞きたいんだけれど・・
   ジョンが過去を振り返ってみたり そしてポジティブに未来を見たりとか
  今までの歌詞と若干違っているような印象を受けるんですけど・・・
  どうですか?

J: このアルバムの多くは僕の目から見たバンドのことを歌っている。
  Have A Nice Dayを書いた時はちょうど大統領選挙のあとで とてもシニカルな
  視点から物事を見ていた。
  「もう喧嘩をしてもしょうがない じゃあな ハブ・ア・ナイス・デイ」って
  この曲も Bells Of Freedomも社会的な観点から歌われたものだった。
  もし僕が前回のツアーの最後に「9月にはアルバムを作り始めるから」と言ったと
  したらきっと誰もが「無理だろ?どうせネタもないのに」と思ってたに違いない。
  でも今回は目を世界に向けるのではなくもっと近くへ つまりパーソナルなところに
  向けてみた。
  リッチーが体験していること 
  デヴィッドが体験したこと
  僕らの小さな世界で起きている様々なこと
  リッチーもデヴィッドも父親を失いどちらも結婚生活がこじれた  それを僕が
  ナレーターとして歌っている。
  それらを歌うことでトンネルの向こうにきっと希望の光が見えると思いたいからね。

M: ところでさっき「Make A Memory」のPVを観たんですけど映画みたいなビデオ
   作りましたね~? あのコンセプトは何ですか??

J:  ちょっとした思いつき 
    曲を書いていた時から部屋の中で一人しか見えてなくなって
   残りの人々はまるで亡霊のよう ってコンセプトがあったんだ。
  そこから始まってビデオ監督などとアイディアを出し合った
  「シックス・センス」という映画があるけどまさにそういう感じ。
  要するに僕が亡霊で彼女は僕を通り抜けてしまう・・・
  僕はずっと彼女に向かって歌い続けているのに彼女にとって僕は想い出の中でしか
  いない・・・
  そして最後は同じシーンに戻って そこに僕の姿はない・・・
  「シックス・センス」でも母親が子供を待っていると ブルース・ウィリスが椅子に
  座ってて でも次の瞬間彼は消えるってシーンがあった。
  同じようなことを僕という幻を通して 伝えているんだ。
  あと ビデオでは最初の部分は本当に歌っているんだ。
  音に合わせてじゃなくて最初のサビまでは生歌・・
  撮影の時はみんなに黙っててもらって 僕が耳に小さなイヤーピースを付けて
  歌ったんだ。 うまくいったと思うよ。

M: 「Make A Memory」は悲しい・・・
  あのアイディアはどこからきたものですか?

J:  僕らにとって最高に幸せな年ってわけじゃなかったからね
   言いたいことはたくさんあった・・・
  だからってあっちでもこっちでもブルーになってもしょうがないし
  オプティミスティックな気持ちは忘れたくなかった・・・
  これはメランコリックな歌だよ。
  誰にだって人生の中で直面したくないこともある・・・。
  そういう時は心の目で見るんだ。
  この曲は多くの人が共感できると思う。
  誰だってペラペラと喋りたくない気持ちは持っているだろう・・。
  片思いはその一つだね。


~オレンジ色のやわらかな照明の部屋で 
胸から上だけアップのジョンがインタビューに答えてくれました~


インタビューの後
(You Want To)Make A Memory のPVがフルで流れました・・・

ちょっぴり切ない・・素敵なPVです♪

以上、Blue Roseさん、ロングインタビューレポートありがとうございます!!
次回も期待しております!!

BONJOVI FRIENDSHIP管理人ナサ

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